夜中に遭遇［sha］ ページ17
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sha
夜中に無性にトイレに行きたくなって、扉を開いたらちょうどお向かいも外に出たところだった。
『あれ、シャオロンじゃん』
「お、Aもトイレ？」
暗いからよくわからないけど、心なしかシャオロンの顔色が悪い。
『もしかしてお腹痛い？』
「や、大丈夫」
そんなひきつった笑顔で言われてもな。なんか動きがぎこちないし。
『あ、じゃあもしかして怖いんでしょ』
「はぁ！？」
声でか。怖いんだな。
確かに廊下は冷えてるし仄暗いし、そこの曲がり角から幽霊やら殺人鬼やらが出てきてもおかしくない雰囲気してるけど。
『いいじゃん、私たち1階なんだから。2階と3階なんてトイレ無いからわざわざ他の階にまで行かなきゃいけないんだよ？階段で』
「そんなん分かってて1階選んだに決まっとるやん」
左様でございますか。普段は威張り散らかしてるくせにしおらしい声になっちゃって。
『怖いんなら手ぇ握ってあげてもいーよ？』
「結構ですぅ」
可愛くないやつ。
私のが先にトイレから出てきたら容赦なく置いて行ってやろうと思っていたけれど、実際のところシャオロンの方が先に出てきて廊下で待っていた。一人で戻るのは怖いんだな。可愛いやつめ。
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元青磁(プロフ) - 森。さん» ﾜ°……！？あばばばばありがとうございます(；▽；) (4月18日 20時) (
レス) id: d3f69151ea (このIDを非表示/違反報告)
森。(プロフ) - この甘すぎずさっぱりしすぎずの距離感好きです！！！ (4月18日 17時) (レス) @page20 id: 21990a494b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：元青磁 | 作成日時：2024年4月9日 4時
