148話 ページ48
syp「…」
ci「よかったな、ショッピ」
こいつの背中を撫でたら、うるさいと
涙声で払われた。
…Aさんの苦悩を変わることは出来ない
けど、少しでもそばに入れたらいいと思う
zm「これも、くう？…」
em「あ、私のもあげますよ、！」
ゾムさんと私は、食べてくれることが嬉しくて
つい食害もどきになってしまった。Aさん
は困った様子で、首を振る。いつもの光景に
また俺は涙を落とした。これからも、こうしたい
sn「そんなにAは食べられへんて」
ni「せやで。ゾムも沢山食べないと、」
Aの内臓は平気な訳では無い。
子供は無理だろうし、これからも継続的な
治療が必要。でも、それでも
生きていてくれるのなら、嬉しい
tn「…もう平気なんか」
「…普通です」
tn「…また、パンケーキ屋…行かへん」
Aは、咀嚼を終えたあと
静かに俺を見つめた。昨日グルさんに
何を言われたのかはわからへん。けど
夏の朝のように澄み切った表情
「…また今度、いきましょうか」
tn「ｯ！……」
思わず抱きしめた。嬉しいうれしい
生きてくれて、うれしい
もう二度と離さないからな、
gr「…A。お前の道はどう決めたのか
教えてくれ」
「…」
注目を肌から感じる。こんなに、
見られるのはやっぱり慣れない
1晩考えたけど、やっぱり道は
決まらなかった。恐らく決められないと思う
けど、1歩目の方向くらいなら
私にだって決められる
最後のオムライスのひと口を頬張ったあと
彼に、彼らに向かって言った
「…これからも、幹部として働きます」
「…」
「…親から、自立しようと思います」
「今まで、見てこなかったものとか
そういうもの…を知ってみよう、と思う」
曖昧な返事だがそこに全てが詰まっていた
幹部たちは涙を流して
ゾムに至っては、クリーパーすら
泣いてるように見えた
父上、
貴方の目的は果たせなかった。
でも私は、貴方から自立します
どうか安らかに見守っていてください
数年もすればＣ国の跡地に我々国民が
店を構えて、さらに発展していった
化学化が進み、進行が薄れてきた女神様
教会の奥で今日も微笑んでいる
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あちき(プロフ) - 黒根希空さん» ありがとうございます！ (4月28日 22時) (
レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
黒根希空(プロフ) - 完結おめでとうございます！！楽しく読ませていただきました！ (4月28日 20時) (レス) @page50 id: e7069f831d (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - 久しぶりに読み返しましたが、一回目の人生でtnとzmがやられた時に夢主は2人の近くにいたからスパイだと疑われたんでしょうねｰ… (4月28日 12時) (レス) @page9 id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
ひゅーまん - ちがかった ショッピくんやったわ (4月10日 22時) (レス) @page38 id: 4488d94be9 (このIDを非表示/違反報告)
ひゅーまん - スパイさ、、だいせんせーとえみさんちゃう？ (4月10日 21時) (レス) @page11 id: 4488d94be9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あちき
| 作者ホームページ：http://33550619
作成日時：2024年3月22日 15時
