◆日記15ページ 8月5日◆ ページ38
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─────♡8月5日 夏休み15日目♡──
Aside
お父さんと私だけではなく、なんときりやんくんと一緒に少し早めの晩ご飯を食べた。朝もお昼もそう。
今日はご両親が仕事で丸一日居ないんだって。
2人で宿題したり遊んだりしてるとふと思い出したのかきりやんくんが話し始めた。
きりやん「そういえばなかむと出掛けたの？」
A「え、凄い。なんで分かったの？」
きりやん「これ。」
きりやんくんが見せてきたスマホにはなかむくんのアイコンが映っていた。
昨日、最後に駅で撮った写真をなかむくんがアイコンに設定したらしい。後で私もキーホルダーのやつ背景にでもしようかな。
きりやん「8月4日って書いてあるけど、昨日駅まで行ったの？2人で。」
A「そう。なかむくんに誘われて駅まで遊びに行ったの。」
お揃いのキーホルダーを見せれば納得したらしい。
きりやん「良いなぁ。俺とも行こ？」
A「良いよ！行こう。」
きりやん「ほんと？じゃあ月曜日空いてる？」
A「あー…月曜日はスマイルくんと出掛けるの。」
きりやん「…スマイルと？」
A「そう。新しい本が欲しいけど駅までの道のり分かんないし、駅で迷子になるから着いてきて欲しいって言われて。」
きりやん「ふーん…ね、俺も着いてって良い？」
A「スマイルくん次第…かな。」
私がそう言うとするときりやんくんはスマホを弄りだした。
きりやん「…」
A「…」
きりやん「…スマイル良いって！！」
嬉しそうに言うきりやんくんに笑みが溢れる。というよりスマイルくん返信早いね。
A「じゃあ、月曜日にお昼の11時29分のバスに乗るらしいから、11時くらいにスマイルくんがここに来るの。きりやんくんもその時間においで。」
きりやん「分かった。11時ね。」
きりやんくんはまたスマホを弄るとカレンダーにメモし始めた。
楽しいこといっぱいだなぁ。
＜きりやんside Privatterにて＞
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作者名：An | 作成日時：2023年7月20日 22時
