◆汚れる白い夏休み◆【WT】Ⅰ (ページ42)

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｜日記17ページ 8月7日｜ページ42

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─────♡夕方♡──

Aside

お昼も軽く食べて色々なお店を回ってゲームセンターで遊んでいるとぱっと目に入ったものがあった。

A「ぷりくら…」

きりやん「…？あ、あれ撮りたい？」

その言葉にコクコクと何度も頷く。

きりやん「いーじゃん。スマイル行くぞ。」

スマイル「は、俺も？」

きりやん「へぇ…逆に良いんだ？それで。」

スマイル「…分かったよ、行くぞ。」

A「わーい。」

そのままプリクラの中に入る。私が前で2人が後ろだったり、横3人、縦3人というバランスでたくさん撮った。

A「目大きい！」

きりやん「眼鏡の反射えぐ過ぎて草。」

スマイル「はぁ…」

2人ともめちゃくちゃ笑顔だけど、もしかして私よりノリノリで撮ってたりする？美形って良いなぁ。

Noside

きりやん「…」

スマイル「ッ？！…ん、」

きりやん「ぃ"…」

スマイル「…」

出来上がった写真を見ても想像出来ない程、裏では色々行われていた。
茶髪の男の足を踏んだり、仕返しに金髪の男の背中をつねったりと、彼女にどれだけ近付けるかという周りから見たらくだらないが、男達にとっては壮大な争いが起きていた。
本当にくだらない。

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